空草子

忘れたくない瞬間の保管場所 間違った記憶を残していたら教えてください

Zeppの話


幕の奥から時計の針の音がした 

予想してなかった 心の準備ができてなかった 見るのが怖い、ってCDを手にした時から思ってた曲から始まってしまった 

幕が開いて4人が立ってた 息を殺して見守った 

今までにない、世界観に引き込まれるような振りだった 振りだけじゃない 4人の表現力も桁違いだった ミキさんの落ちサビ前に3人がはけてミキさんだけ残って歌うところ、0番でヘタ、と座り込むところ、それを3人が救い上げるところ、「消えたくなるのに理由なんてないのは〜」できまるさんがメンバーを揺らすところ(その歌詞だったかは忘れてしまったけど)、全部全部ゼロだった 見逃してしまった部分もたくさんあるだろうからちゃんと見たいな 大好きな振り付けだ


GAY❹から、座り込む振り付けが増えたように思う あと横移動 大きなステージに立つことが増えて、それに合わせてステージを広く使える振り付けが増えた そんな気がする アイソの小さなステージではできなかった振り 今はもう手をぶつけたり切ったりすることなく全力で踊れる とっても幸せなことだ 嬉しい 広さを気にせず全力でパフォーマンスをできて、たくさんの人に見てもらえる環境 私はミキさんの振り付けが大好きだから、ステージ全部を使って表現してくれるのがとても嬉しい 


絶対泣かない!って思ってたのにゼロから泣いちゃった 早すぎる


ライブのこと全然覚えてられなくて断片的な記憶しかないんだけど、このつなぎすごくいいなとかいろんなこと思いながら見てた ずっとずっと楽しかった 


初めて披露する曲から始まったからなのか、真面目な曲が続いたからなのかわからないけど、最初4人ともすごく緊張してるように見えた 全然笑わないんだもん Zeppっていう大きな敵は強かったんだなきっと だんだん笑顔が増えてきて、後半になるにつれていつもの楽しい!が前面に出たパフォーマンスになった そうこなくっちゃ!になった 勝ったよZeppに 2000人も達成したんだよ すごいよ おめでとう 私は緊張のしすぎで整列あたりからおなか痛くなったしライブ中も謎のタイミングでサイリウムを折った なんであそこで私は赤を焚いた? 緊張はいつもしてることをできなくさせるね それもライブの醍醐味なのかな 違うか

あと初めて、カエルで焚いて推しジャンをした 考えるより先に動いてた 

これはオタクの勘違い話なんですけど、サビでミキさんが0ズレの場所にいてくれて手を差し出す振りの時目が合ったような気がして嬉しかったし、「死んでも忘れないさ 君のことだけは」の時の指差し、バチって目が合った気がした 

私は何があってもミキさんたちのこと忘れない自信があるけど、アイドルはたくさんの人を相手にするから覚えていてもらえるのって難しいことだと思っていて 私が覚えてるからいいよ、と思うんだけどあの一瞬でここにいるみんなのこと忘れないよって言われたような気がして泣いてしまった


ワンス、落ちサビでミキさんが泣いた 後からわかることだけどミキさんがMCで「大きくなれてとても幸せなのにみんなが遠くに行ってしまったみたいで寂しいと思ってしまったの」と仰っていました そんな そんなオタクみたいなこと言うの〜〜!?!?って思っちゃった 多分その気持ちがワンスの歌詞にリンクして泣いちゃったんだろうなあ 愛おしい人だな 

私はね、正直あまり寂しさは感じていなくてライブで変わらず好きを届けるぞ!って思ってた どこにいたってサイリウムの赤でも、コールでも、ケチャでも、あなたのこと大好きな人がここにいるよ!って証明はできるから 距離が遠くなって寂しいというより今まであったものがなくなってしまうことに少し寂しさは感じたけど 特典会もきっと今年中で終わるかな、なんて思ってる 伝えたいことが伝えられなくなってしまうけど根底にある伝えたいことは"大好き"の気持ちなので ライブでたくさん届けるよ 


ライブ中に直接好きを届けられるのってこの界隈だけなんじゃないかな ジャニーズもほかの舞台のライブでもオタク個人が自由に声を出すと白い目で、迷惑なファンとして見られる オタクがMIX打ったり推しにコールしたり、適度に自由に好きを伝えられるのは信頼関係があるからだと思う そういうことが許されているのはありがたいなと思う 

ライブはLOVE合戦だから 好きな人たちが沢山の大好きを届けてくれる その倍以上の大好きをオタクみんなで届けるんだよ 絶対負けないもん でも昨日のZeppはちょっと負けたかもしれない 


ライブの話に戻るね

ピンポンダッシュ、初めて聞いた時からコールを入れたかった かわいいという気持ちを伝えるコール リリイベの次の日のフリーライブで超絶かわいいを1人で入れた 

根がネガティブなので深読みして勝手に凹んだけど好きオタクみんなが「あのコール良かったよ!」って言ってくれて嬉しかった

今はね、好きオタクが考えた"LOVEラブリーミキティー"を入れています Zeppでも絶対に入れたかった 広い会場だけど届けたかった ミキ推し数人で入れた バラバラの場所で 終わった後最前にいたオタクが「コール聞こえたよ!!」って教えてくれました 広い会場でたった数人の声でも聞こえてた 嬉しい きっとミキさんにも届いてた どんなに大きな会場でだって届けるよ みんなで 



耳すま 最後の「せめて声聞かせて」を口パクで言いながら聞かせて!のお顔をして嬉しそうに幸せそうにフロアを見るミキさんがいて、とってもとっても嬉しかった その表情が見たかったし見れて良かった

初めて知ってから1年越しにライブに足を運んで、私がミキ推しを確信したのが嬉しそうにフロアを見るミキさんの表情だったんだよ  この日に見れて本当に嬉しかったんだ 


そして最後のハピデ

救いの歌が振りがついたことでもっともっと救いの、幸せの歌になった 舞台のカーテンコールの時みたいに上手下手に礼をしたりするのが物語のフィナーレ感があって〆にふさわしい曲だなと思った

ゼロから始まってハピデで終わるの 長編の物語を見たような気持ちになった ハピデの最後のキメが世界一かわいくて愛に溢れていたよ 『おしまい』の文字が見えた ハッピーエンドだった


ミキさんとぺいちゃんがアンハピで向かい合うところで2人とも泣いてしまった きっと2人ともその瞬間いろんな思い出がよみがえってきたんだろうな 私は2人の苦労とか努力を知らないし共感することもできないけど、きっと今日、少し報われたんだ 


ステージの演出もね、すごくすごく感動した 銀テもステージの装飾も ステージ上にある4色に光る柱 ライブの邪魔にならない、でも華やかにする柱 

きっと今までだったらライブを見てほしいという気持ちで装飾も何もない、シンプルなステージでやっていたと思う ライブで勝負することもとても素敵なこと 自分たちの力に自信があるということだから 今回装飾も銀テもあって、なんだろう、アイドル!!!!って感じだったの 今までで1番アイドルだった 更新した ライブに自信があって尚且つ余裕があるということ そんな気がする ライブの良さを引き立たせる演出 嬉しいな 嬉しい 魅せ方の幅が広がったね そして大きくなる覚悟を感じた 


ミキさんの話ばかりしてしまったけどちゃんと3人のことを見てたよ 4人のことが大好きだから

ぺいちゃん 1番緊張してたんじゃないかなって思う 曲中もいろんな思いがあって泣いちゃったね  そんな中でもちゃんと伝えようとしてくれた 歌を届けようとしてくれた そしてやっぱりぺいちゃんの煽りがあると安心する もっとやってやるぞ!の気持ちになる  最後のMCの流れ、「私は怒られたくないもん!」って手短に地声で大好きを伝えてくれたのもぺいちゃんらしくて大好きだった 愛おしいな ぺいちゃ〜〜〜ん


きまるさん きまるさんは本当にすごい人だよ 緊張してるんだろうけどそれを表に出さない フラットでいる 緊張してる中、冷静でいる人がいると安心するんだ ライブの表現力だってどんどん成長していて見逃せない MCでもミキさんが後で怒られるけど言わせて!って気持ちを伝えた後「私も!」って前に出てきたのを見て嬉しくなった 控えめにいたきまるさんがどんどん自分を発信してくれて嬉しい きまるさんの覚悟の表れを感じた 希望でエースだよ きまるさんがいてくれて良かったって何度も思う


白鳥さん 努力の人 今回もそれを感じた 歌い方を前と変えてるのがよくわかったよ 去年のO-EASTワンマンの時と比べると全然違うの 表現の幅がものすごく広がったね 感情を出すことができるようになって魅力が増したMCの「ずっと私たちのこと好いていてくださいますか?」って言い回し、白鳥白鳥さんだなって思った あとサンプラザの告知絵、いつ描いてたの Zeppのだってクルーズのだって描いてたのに 練習も裏作業もしてさらにこれも描いてたの?ちゃんと寝てたの?もしかして白鳥白鳥さんは2人以上いるの?本当にすごいな  


ミキさんに伝えようと思っていた言葉があった 前日から決めていた でもライブを見た後、絶対今日伝えなきゃだめだ!と思った いつも言おうとして言い逃すことが多かったから あの短い時間で伝える 強い意志を持って行った 


「私ミキ推しでいられて幸せだよ」


「私もあなたに推されて幸せ」


ずるいなあ ずるい 伝えるだけで充分だった 返事が返ってくるなんて思ってなかった こういうところで救われてしまう ありがとう 大好きだ 

去り際、ぺいちゃんが「東京テレポートォ〜」と呼んできた こんな短い時間で、疲れてる中でも覚えていてくれて伝えてくれたことも嬉しかった うまく返事ができなかったけど嬉しかったんだよ 


その日の夜、ミキさんはTwitterでMCで話してくれたことについてツイートしてくれました


アイドルとして大きくなれるように頑張って、少しずつ大きくなれて涙が出るくらい幸せなのに、涙が出るくらい寂しいこの気持ちに名前があるとしたら、きっと愛なんじゃないかな。」

(ミキティー本物さんTwitterアカウントより抜粋)



愛はね、前のブログでも書いたけど、

対象をかけがえのないものと認め、それに引きつけられる心の動き。何事にもまして大切にしたいという気持ち。

という意味があるらしい

恋は

会いたい、ひとりじめにしたいと思う気持ち。

という意味らしいです

愛と恋は似てるようで全然違う 


ミキさんが言ってくれたことが愛であるならば、私たちが4人に対して思うこの気持ちも愛だよ 

私はミキさんたちに恋しているよりも愛していたい ずっと



ライブね、私は世界一誰よりも楽しんだ自信があるよ みんなはどうだったのかな いつだって世界一ライブを楽しむアイドルとオタクでいたいな 



4人のことを好きになれて良かったし、ミキさんのことを推させてもらえて私は幸せ者だ

大好き